いやぁ、マジでビビりました。
身の危険すら感じました。
おととい(11月4日)、船舶免許を取得して2回目の船釣りに行ってきたのですが、海が時化て危険な状況に遭ったんです。
時系列で記事にしておきます。
9時50分。
予定より10分早く福山市鞆町にあるマリーナから出航。
出航前にスタッフの方から「今日は北の風が強いので気を付けてください。釣りをするなら島の南側(風裏)にまわった方がいいですよ。」とアドバイスをいただきました。
釣り場を知らないので前回と同じ、白石島と北木島に挟まれた海峡に向かいます。
目指した釣り場は、白石島の南側になるのでアドバイスどおり風裏になるだろうとも判断しました。
関連記事:福山市・笠岡市沖のタイラバポイントは白石島と北木島に挟まれた海峡。
ポイントに到着するまでは、たしかに前回の航海の時より風が強く波がたっていました。
それでも、船体が多少バウンドする程度で減速をしようと感じるほどではありませんでした。
目指した釣り場に到着です。
予測通り風裏になったようで、前回よりは船が流されるものの、釣りに影響があるような高い波はありません。
自分の船以外にも3隻の釣り船が見当たります。
「ひとつテンヤ」や「カワハギ狙い」で2時間ほど釣りをしましたが、釣果が思うようにでないのでポイントを変えることにしました。
さすがに出航が2回目にもなると操縦に自信がついたようで、北木島を東側から回りながらポイントをさがすことにしました。(赤マルの下側の島)
風裏を意識しながら波の低い場所をさがして、30分~1時間釣りをしては移動を繰り返しました。
この日一番釣りに適した環境だったのが、北木島の真南あたりの場所。
魚のあたりはあるし、なにより波がほとんどない「ベタ凪」なんです。
お弁当を食べたり、釣りをしたりと大満喫の1日を過ごしていました。
そこに。
14時半ごろ、マリーナのスタッフの方から電話があります。
「大丈夫ですか?」と…。
何を心配しているんだろう?と感じたのが正直な感想です。
もちろん「はい」と答えます。
「どこにいますか?」と聞かれたので。
「北木島の南側です。」と答えます。
「波は大丈夫ですか?」とさらに聞かれます。
「はい、ベタ凪っていうやつだと思います」とベタ凪の基準が分からないのであやふやな返事で返します。
「海が時化てきたので、早めに帰路に就いて下さいね」と指示をいただき電話をきります。
たぶんここからだと30分ほどでマリーナに帰港できるので、15時過ぎくらいまで釣りをして片づけをはじめればいいだろうと予定していました。
でも、やはりわざわざプロが電話を下さってのことなので、『マリーナの方に向かいながら海の状況を見て、できそうなら別のポイントで釣りをしようかな…』くらいの気持ちで船を動かすことにしました。
タックルは仕掛けをセットしたまま、タックルボックスは開けたまま、虫餌は船上に放置の状態です。
まだ船を停めて釣りをする気満々です。
だって、まさか、こんなに波が高いと思っていなかったから…
(続く…)