生まれてくる子どもに世界にひとつだけのプレゼントを

子どもが生まれたらドメインをプレゼントするのはどうだろうか。

ドメイン「○○○.com」や「×××.jp」といったもので、同じ文字列のドメインは取れないので「世界でひとつのドメイン」となる。
生まれてきた子は、今のところ、まったく嬉しくもないだろうし、何のことだかわからないのが実際だと思う。

では、なぜドメインをプレゼントするのか。

もちろんドメインをプレゼントすることが目的ではなく、例えば子どもが成人するまでの軌跡を夫婦でブログ的に記録していき、成人のときに「ドメイン」と「これまでのあゆみ」をプレゼントすればいいと思うのだ。
どんなことを書けばいいのか。
それは、子どものあゆみなので普段の生活もイベントごとも全て記入する。
イベントはあるとき毎に、普段のことは月2回などと決めれば間が空き過ぎることもないはずだ。ちょっとだけ思いついたものを挙げておく。

  • いつどこの病院で何時何分に何グラムで生まれました
  • 幼稚園、小中高の入学卒業。学校行事。部活。習い事など
  • 旅行
  • 病気、怪我など

旅のお土産は物より土産話のほうが嬉しい。

もちろん物も嬉しいが、土産話はもっと嬉しい。

成人のお祝いと合わせて「これまでの私たちが見てきたあなたの軌跡です。」などと一緒に渡す。
子どもはそのあと、そのブログを引き継いでもいいと思うし。
もちろん、成人のときでなくても、結婚のときなどでもいいと思う。

そんなことを考えていたら、おもしろそうなサービスを思いついた。
親が子どもの軌跡をブログしていくのと同時に、いつ生まれて、どこに住んで、どこの保育所にいつ入所したとか、いつどこで病気にかかってどこの病院にかかったというようなものを一元管理できるサービス。
すべてを親が記していくのもひとつだと思うが、忘れたり、曖昧になったりすることもでてくることが思うので、例えば学校関係は入学した学校側でシステムの一環として記録する。
病院もしかりで、医者がカルテを書く感覚で、その人のデータベースに記録を残していく。
で、個人は、自分のデータベースにアクセスすることで、生まれてからの形跡すべての情報を知ることが出来る。
進学するとき、就職するときにそれが履歴書となり、個人もなんども履歴書を出す手間が省けたり、受け入れる側(学校、会社)も偽れない履歴書をみて合否を判断することができる。
病院では、医者はそのデータベースにアクセスしてアレルギーなどの医療に必要な情報を入手することができたり。

脱線したが、まったく同じ人生はないわけで、それぞれの個性や生きてきた軌跡を忘れないように残していく取り組みはおもしろいと思う。

いまテレビから「10歳の誕生日は2分の1成人式」というフレーズが流れてきた。
ちょうど生まれてから、大人とされる成人(20歳)の中間地点。
おもしろい捉え方だと思う。
10歳と1日目からは大人に向かっていくスタート地点なのかもしれない。

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